日本由来のナスカ鳥人文明

=====<第8章>【日本由来のナスカ鳥人文明】ム−97年2月号・長嶋広充・著より=====
 高度上空からしか見えない,ナスカの二百以上もの地上絵は,何をもの語るのか?

【インカ文明の鳥と月】
・ナスカ・ティアワナコ・エルフェルテの地上絵の3つは一直線に結ばれる。
この先に日本が位置するのである。
 ナスカ(ペル−)の聖都カワチとイカ川・イカ地方は,飛鳥・河内・斑鳩が連想できる
                              (河内は川千鳥につながり,斑鳩も鳥の一種)。
・ナスカの伝説は「古代ナスカ人は鳥の様に空を飛んでいたのだ」と語る。
・ペル−の民間伝承「鳥は先祖神を具現していて,神又は神々の子孫の伝令や代理人を取り持つ」
・ナスカでは18という数が鳥の地上絵や,石塚などに繰り返し使われている(18は月神信仰の数)。
 地上絵のうち,特に全長135mの軍艦鳥があり,軍艦鳥は太平洋の神話でも
 「月の化身」とされている。ナスカ伝説では「鳥は月の化身」 と言われている。
・ティアワナコ遺跡はチチカカ湖から20km。有名な「太陽の門」には中央のビラコチャ神像
 を中心に,48体の鳥人の像が刻まれている。ビラコチャとは「海の泡」のことである。
 あらゆる南米神話の最高の神は太陽神・コン で,それは北からやってきて世界を始めたと
 いう。北とは北半球か。
 (日本のアマテラス〔天照〕はイザナギが 海の水でみそぎした時に生まれている)
・インカ神話「太古の時代,チチカカ湖から,コン・チキ・ビラコチャという神が出現して,ティア 
 ワナコに文明を開いたが,その後一族を引き連れ,はるか西方の海上に 去っていってしまった」

【イースター島は中継地点】 〜南米文明と日本の架け橋〜
 では,このインカの西方には何があるか。4000キロ離れたイ−スタ−島である。
 ここの古い碑文に「ここに飛ぶ人間・飛ぶ帽子を被った人々がやってきた」
と記されているという(有名なモアイ像の帽子はブンチャオ。ペル−太陽神最古の名 )
 鳥人の岩絵もあり,他のポリネシア諸島にない「鳥人崇拝」とともに風俗・農耕技術・言語も,
古代アンデス文明と同一起源を思わせる(日本語でモアイ・モヤイ(舟方)は船の繋ぎ )。
また神話は,初代王=ホツマツアが来た国をホツマツアと伝える(日本の別名は「秀真国」)。
【鳥人文明の足跡】                          ホツマ
・ペル−のポピュラ−な伝承「空から巨大な金色の卵が降りてきて中から神が現れた」
・ペル−の隣・ボリビアのエルファテ遺跡は「宇宙船発射台」と呼ばれる。
・コロンビアで発見された航空力学に合致した「黄金ジェット」のペンダントが有名。

【月読命の統治?】 〜日の本は天照大神が, 裏側の国は月読命が〜            
・月読命はイザナギが生んだ3貴子の1人。「夜の食国(オスクニ)を知らせ」と命じられ,
それ以後は何も記述がない。スサノオがイザナギの命に反した記述しかないので,今なお,
月読命はこの統治を続けているらしい。つまり,
昼の国=日本には貴人(コン=アマテラス)が常駐統治し,ツクヨミが,
夜の国=日本の裏側の国=南米アンデスを統治していたといった解釈ができる。

地球の裏側で,月読命は古代日本文明を伝える使者として崇められてきたのだ。
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地球の表側・東洋の月信仰は「月の毎日の満ち欠け」,28日周期ゆえ年に13回の巡りを基準としてきました。
28日周期は「太陽と月の頻繁な交わり」を示すのに対して,「月食」周期の18年即ち「稀な,月と地の交わり」を,地球の裏側は信仰していたことになります。 南米の月食信仰とは「月神が南半球に現れる」ことを期待していたと考え
るのが合理的でしょう。これはまさに「夜の食」の表現にリアリティを与えます。


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