<第5章> なぜ,人は空を飛べるか
『全て神代の伝説はみな実事にて,そのしか有る理は,
さらに人の智のよく知るべき限りにあらざれば…』
有名な本居宣長医師が,古事記をさしてのべた,言葉です。
【人はいまだにトンボだ】

ダ−ウインの進化論は,人にはおよそあてはまらないことが,
分子生物学で明らかになったいま,『海ですべての生物が
うまれ,海→陸→空と進化した』を,信頼できる古代知にもとづき
見なおさなくてはなりません。
『この速秋津日子,速秋津ヒメの2柱の神,
河海によりて
生みませる神の名は,アワナギの神,
次にアワナミの神……』
古事記にでてくる最初の生物は「秋津神」、どんな古語辞典をひもといても意味は
たった一つ「トンボ」。トンボが海の生物の祖を生んだ!
いっぽう旧約聖書の,天地創造5日めによれば,生き物では,海の生物と霊鳥が,
同じ日にあらわれてます。旧約はシュメ−ル神話を下じきに書かれた,古い記録です
両者とも,ダ−ウインの進化論に正反対…つまり真理をかいているわけ。
2書を矛盾なく考えれば,はじめに「トンボ(霊鳥)」のような,水陸空万能の生命体
(遺伝子)があり,それが住みわけで「水の生物・空の生物・陸の生物」となったという
道理が明らかになります。-------------------(
真説古事記・山田久延彦著・徳間書店)
鳥類と哺乳類だけが発達した松果体をもつことが知られることも,
鳥とほ乳類の遺伝子
の共通性を証明しています。
【霊長の始祖=霊鳥?】
全ての地球生命(物質面)の元祖は,空がもっとも似あうトンボ? なるほど〜化石の鳥
に「始祖鳥」と,大げさな名前をつけるのも,この記憶がなせる業かもしれません。
例えば社会にたかる連中を「ウジ虫」呼ばわりするのは.
彼らの遺伝子がハエ(やはり
水陸空適応)に近いのだと見とおしているからかも,しれません。
また「夜の蝶( 蛾or我)
」や「蝶よ花よと育てる」という表現も,想像=創造という点
からは,深い所で人は「飛べた記憶がある」からだ,というのが最高の理性に叶います。
【トンボも神々の指紋?】
水陸空万能遺伝子がはじめにあったという事は,それが地球で発生したものではなく,
他の星で進化をとげた存在であった,ということです。 恐竜などの地上生命は地上の
災変でほろんでますが,海と空の生物のほうが,はるかに生きのこりやすいのが,自然です。
そして地上が落ちついたらまた霊鳥が,さまざまな陸上生物を生みだすことが,できます。
かりに、ダ−ウイン進化論のように徐々に進化したとすれば,「飛べもしない翼をもてあ
ましながら,生存競争に勝ちぬく」必要があったわけですが,そんなことは子供だましに
さえならないし,古事記が伝える進化法則ではその必要もなかったことになります。
昔から世界じゅうに,人間が空を飛ぶ話・空中提挙の話があり,いまや「次元上昇」やら、
「意識の飛翔」 が話題になるのは「人間は進化すれば空をとべるのが当たり前」だから
かもしれませんね。 次世代人類は 「脳に羽が生えた」 といわれるとおり,
まず「脳内革命(自我・社会ネガティブ思考が重要)」 が起こり,
それによって肉体のDNAレベルで進化(※細胞の直列螺旋DNA化など)が起こる,
と人類意識は見とおしているのかもしれませんね。
〔※の例:嫌気性菌の代表・大腸菌は,
遺伝子改変で多彩な有機物を作ることができ,
酸素もかなり自給できる自立自足生命〕
【ヒトはなぜ空を飛べるのか】
環境が生存に不利となると,生物はしばしば「先祖帰り」即ち眠っていた遺伝子をよびさ
まし,新たな環境に適応しようとします。 いま環境は修復不可能なほど悪化しましたが
,新種の人類発生の報告はありません。 人類だけ先祖帰り不可能とは,不自然です。
さてほ乳類は,胎内で水中生活をおえたのち,
陸上生活を始めます。あれ?空中生活は?
想像力=創造力を体験しているヒトは,いずれ人間もトンボや鳥と一体の生命であるこ
とを体感しますから,飛び道具なしでも,
進化して遺伝子をヒモ解けば十分に,空を飛べ
る可能性があることに気づいています。 理解力のある「ヒト」は,地上生活を味わいつ
くした後,次第に群れを離れ,エサを食べないサナギ状態となり,やがて昇華する遺伝子
をひも解く。 それが本当の進化法則が示す,人類の将来像のようです。
【生命とは?自意識とは?】般若心経は『脳』の問題に,こう答えます。
「 色不異空,空不異色。受想行識もかくのごとし」即ち「物質も空と同じ。認識・行為
感受すべて空に由来する」と。脳はなんにも思考を創造していないのかもね。
そして感じること,思うこと,行うこと,識ることを,まったく等しくみなしています。
五感と運動と意識が対等で,脳科学が求めてきた「意識を中心とした階級構造は
ない,いやむしろ脳の働きの第一は「受」にある,と主張しているのです。
【生物と無生物】
最小の生命として知られるウイルス。例えばタバコモザイクウイルスは,生きのこりに
くい環境では,結晶(無生物)となり,環境が整うまでずっとそのまま,生きつづけます。
このように,★生物と無生物の間を,本当はわけることはできないのです。
また「生命力」というのも,科学的にはとうに否定されてしまっています。
★ あなたに心があり,生命があるとするのなら,雲に心や生命がない,☆
☆ とする根拠は,科学的にどんどん否定されているのが実情です。 ★
【雲と遊ぼう】
「あなたと雲が別物であることを,証明するものは何もない」
それを説明してきました。次は実戦編です。
まず最初っから,雲を勝手気ままに,
あやつろうとすれば,ダメでしょう
まずは簡単な図形( 丸い雲,竜の形の雲,
丸くあいた雲の穴,雲と雲の架け橋など) ,
自然界にありふれた図形を(あなたの「本当にできるのか」という疑いが,起きにくい形
を)思いえがきます(本当は正方形も分子構造のようにミクロではありふれてますが)。
心をからっぽにして,
雲にむかってください。それから心に,図形が浮かび上がってく
るのをまちます。心に浮かんだら,その形に成るように,雲に依頼しましょう。
雲がその形になった所を,アリアリとイメ−ジします。
次いで,その形どうりになって,喜んでいる自身をイメ−ジします。
ちなみにこちらは自己流で始めて,2度くらい失敗した記憶があります。
その頃でも「生命と非生命をわける境界はない」とか「脳に意識はない」などの
事実は,全く知りませんでした。
うまくゆけば,色々な形を命ずることができるよになるでしょう。そして,
「雲がなぜ,あなたの命令を聞くか」ご自身に問い掛け,感じてみてください。
こちらと同じ結論では,面白くないでしょ?(
^_-)パチ!
あなたは雲や風と同質であり,それゆえにあなたの目は全ての物質をみることが出来るの
です。そしてかつてシャ−マンが様々な動物に変身したように,望めばその物になりきる
ことは難しくないのかもしれませんね。
【不老不死の実例】
------------------------(参考「大師とその道」竜王文庫刊(
神智学協会日本ロッジ)
正統な神智学では,イエス、仏陀、ピタゴラス、等、不老不死となった人間、いわゆる
「大師様」十数名の実名が,のせられてます。不老不死者は食料もいらず,「想念」に
なりきることで,光の速さをこえて,宇宙にとびだす能力をもちます。
知花敏彦という霊能者の噂をきかれた方もおみえでしょう。彼の周辺には大師・ヒラリ
オンが現れたり消えたりしたことが,公開されています。
さて,このヒラリオンさん,けっこう悪名高い人です。米ドル札に書かれた「 ピラミッドに
第3の目」 をデザインした、つまりかつて石屋(フリーメーソン)の幹部だったお方。
こんなお人
だからこそ,大いにさとり,今やりっぱな地球指導者なのです。
ところで地球人で,不老不死をなしとげた人は,いまだわずか数千人。(真・聖なる予
言/ラムサ著/角川春樹事務所),
そのおおくは,あの紀元前の一大イベント=キリスト
〜釈迦の昇天時代に「百匹の猿」の中に入れた人達でしょう。
「釈迦が悟ると、いっきに周囲の人も数万人がゲダツした」と伝えられています。解脱に
も段階があり,たいていの覚醒者は肉身を越えるところまでは至らなかったわけです。
残りの不老不死達成者は、宗教開祖や,神秘学などの出身者が大半でしょう。
そもそも旧約聖書をひもとけば、ユダヤ人の系譜アダム、セツ、エノス、ケナン
・・・10
代目ノアに至るまでは700年以上の寿命を9名が誇っていました。
神がノアに「 人間の寿命ジュミョウ
が長いので、 短くしよう」 と宣言。以来、 世界中でゆっく
りとジュミョウは120
歳にまで,へってゆきました。
西洋でそうなのですから,もちろん日本でも古事記の時代の天皇も長寿でした。その頃
は,例えばホホデミの命は500
年以上生きたと知られてますが,残念なのは神と天皇の区
別がアイマイな点です。
<「大師への道」からの要約>
〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
大師とよぶ,
完成した人が実在するショウコは,相当数にのぼる。
このような方々の中には,
この世をさり,神聖な又は超人的な世界で,己の生を追求する
かわりに,人類と接触しながらこの世にとどまり,
人類を愛することを通して,人類の進
化を助け,
いわば人間完成をたすける方々がある。
個々の偉大な宗教の記録は,この様な超人がたの存在を記している。どの宗教でも,こ
のような方が多くの場合,一人いじょう現れている。
神智学協会の設立者ブラヴァツキ−夫人・オルコット大佐と筆者は,これら偉大な
方々とお会いしているし,多くの会員もお目にかかる特権を得たのである。
もちろん大師がたは,自身の肉体で現れたのではなく,物質化された形で現れたのだ。
また別に,ぼう大な数の,インドの証言がある。
大師は自身におこったことを,いつもすべて完全に記憶されているようで,
大師の目からこぼれる人がいるのではないか,という恐れは,
ミジンもない。
※この本に記載された,不老不死達成者15名※(聖白色大同胞団所属者に限る)
モ−リヤ,ク−トフ−ミ( ピタゴラス),サン・
ジェルマン伯爵,ジュア−ルク−ル,
ヴァイヴァスヴァタ・ マヌ,
チャ−クシュシャ・ マヌ,セラピス ,ア−チャリア
ヴェネシアン,マハ−・ チョ−ハン,
マイトレ−ヤ,クリシュナ
*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜*〜
来る新世紀は至福1000年期とキリスト教・ユダヤ教では呼びならわれてきましたが,
旧約時代の様な寿命に戻るとすれば,たった1-2
代で終わる話となります。
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