人間の脳は,コトバと感情を栄養エイヨウにして,
そだちます。 まるで植物のように。
「●○ちゃん!」とよびかけるので,脳にははじめに,あなたの名が,くっつきます。
つまり,あなたの名がタネです。親がなんども名をよびかけるので,
初めに名が,脳にこびりつきます。 それにつづいて,
「かわいい ●○ちゃんが ××した」
というように, 色々なことば「××した」・「
かわいい」
などが,そこから葉や根のように,ひっついて,茂ってゆきます。
名を核タネとして,色々な名やコトバをとりいれて,体感して感情がみのり,
脳がそだつの。
人格が,社会が成長してゆくのです。コトバがないと,脳も社会も宇宙も,そだちません。
だから,世の中を再考したいのなら,コトバをもう一度,見なおしてみませんか?
じつは,学校ははじめっから,
ムクなあなたに,
大ウソを,植えつけてきたのかも?
みなさんは,小学1年で「同音 異義語」というのを習いましたね。でもたとえば,
「海のノリ&付けるノリ」,
「雲&昆虫のクモ」は,まったくちがうものですか?
? <クモ> ?
いき物に一ばん大切なのは,空気クウキ
です。
そらの『雲』は,空気のヨゴレをあつめて,水にながします(雨)。
こうして,空気をきれいにして,いき物を守マモってくれています。
(今はもう,雨さえ,よごれすぎてしまいましたが…)
また,ふってくるシガイ線やホウシャノウを,雲は,カットしてくれます。
ですから, 21世紀は「雲のおおい(必要な)時代」だと,
いわれるんですね。
つまり雲は,地上のいき物を,守ってくれるのです。雲は風にのって空をとびます。
田んぼではクモのスをよく見かけます。稲は日本人には,一ばん大切な植物です。
クモはイネを, 害虫ガイチュウ
から守っているのです。
クモは,はきだした糸にのって,空をとびます。風にのり,
世界じゅうに出かけます。
◆ さあ,ほんとうに,『蜘蛛』と『雲』は,にてなかったかな? ◆
「だってさぁ,
蜘蛛はいき物,雲はいき物じゃないもん」。 …そうならいましたね…
でも生き物と,そうでない物とをはっきり分けられないことを,
科学者ならば,よくしっています。
雲だって意識イシキ
があり,呼吸イキしていますよ。
さわることはできなくても,あなたは雲とあそぶことさえ,できますよね。
「まあるくなあれ」とか「ひっつきなさい」と命じると,きいてくれますよ.
じゃ,どうして,にているのでしょう?同じ音=ヒビキだからにているのですね。
むかし漢字をユニュウしたとき,日本の音にしたがって,漢字をわりあてました。
音によって,日本のコトバ(コトダマ)は,漢字の中でも,生きつづけたのです。
音が,
漢字のボスとなったのです(親戚=中国の音 も,すこし輸入してます)。
だから,ちがう漢字でも,同じ音(ヒビキ=波動)なら,親兄弟みたいなものです。
【同音多義語の世界】 〜 忘れさられた巨大な金鉱 〜
『ただの異義語。関係ないさ』ですますなら,ダジャレや,小学生や西洋人レベル。
これこそ,日本のほこる「言霊コトダマの幸はう」コトバ。 日本だけの,ヒビキのいきる,
高度な同音多義語であることに,日本人なら,もう目ざめてもよい頃なのです。
たとえば「クモ」のヒビキは「苦から守る,母親のような役割 =苦守」。
「ノリ」のヒビキは,「自在に形をかえられる,実用的な加工品」の意味が。
この点からは,「法ノリ」も,柔軟にかわってゆきべきもので「憲法(
最高のノリ) 改悪を
許すな!!」と,イコジになるのは,スジ違いであることがわかってきましょう。
「同音異議語」とよばれるものは,
たくさんありますね。ぜひぜひ,
その関係をさぐって
みてください。そこから「現実をむすびつけている,
みえない因果関係」を, みつける
目を,そだててください。
「はじめにコトバがあった」聖書にこうあります。「理念こそ実在で,
物質は存在し
ない, 物質は理念の残像だ」という唯心論は,
世界じゅうに知れわたっています。
( ユイシンロン, とワ-プロをたたけば,
この漢字が一発ででてくるほど) 。たしかに,
コトバという「明確な区切り」がなければ,
すべての物質は, 境界もあやふやな, 原子の
集合体でしかないことが, じっくり考えると,
わかってくるでしょう。
数と音は一心同体で,
コトバをなりたたせています。
コトバがついには時空をなりたたせていたのです。
音霊オトダマと数霊カズタマこそ,根源人種とよぶべき「創造力」をもちます。
〜21世紀の小学生の常識です〜
猿・蜂・蟻。この共通点がわかりますか?そう母系社会をつくる,生き物たちです。
すべて13画が関係しています。カズにも,とてもふか〜い意味がかくれています。
西洋的な社会が発展したようにみえて,行きづまり続けたのは,意味を切りすててきた
ことが原因です。ラッキ−7,恐怖の13…こういう意味だけは残っていますが。
いま世の中には13の数でいっぱい。なぜ?21世紀の教科書から,少し学びませんか?
コトバのもと=音と数。宇宙をつらぬくヒナ型。本物の学問がいま,よみがえります。
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こんなこと断言する胚人も,
5年前に農をはじめるまでは,脳の専門家であるのに,
多義語には無関心でした。大地にハダシで立ち,ほんとうの自給・自立をめざして
はじめて,「イノチのシクミ」に直結した智慧・言霊の威力に,ようやくめざめる
ようになりました。「同音多義語」が,本来の小学1年の智慧なのですから,
まだまだ中学にはいったばかりというところでしょう。
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