〜 人=猿の子孫!としかわからない人は,読まないでくださいね 〜
さあ,◆脳のあらまし◆を,みてゆきましょう。
図1Aが,脳のすべてです。
まず,ヘルメットをはずすように,頭の骨を,パックリとあけてみます。
すると,2つの大脳が,みえてきます。
この大脳2つをはずすと,トンボの目のような,脳の幹ミキが, 姿をみせます。
トンボのせなかには, 羽をたたんでできたような,まあるい2つの小脳が,みえます。
まるでサナギのときの,トンボのようです。
ノウキュウ
キョウ セキズイ
おもな部品は,大脳という屋根,それを支える脳弓と,小脳と,橋と,脊髄,この5つです。
脳をタテに,まっ2つにきった形が,トンボの下に,みえます。
この5部品を,エンピツで形どると,あらあらフシギ,「命」という字に,なっちゃいました。
命の字が,左右さかさですが,東洋のきまりどおり,右むきの図をかけば,ちゃあんと
命の図になります。
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Q:脳が,「命」の形を,してるなんて,初耳……。語源をしらべると,わかるんでしょうか?
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A:語源は,この関係にふれていません。でも漢字をつかう,ヒトたちなら,
脳の形が,命の字の,ル−ツになったことは,だれだってわかるので,説明いりませんよね。
では,この脳を,全部とりはずして,みましょう。頭がい骨の底が,みえてきます。それが
図1B
です。ソコには,「チョウの形の骨」 と呼ばれる骨が,みえてきます。色々な骨が,つぎ
あわさって,脳の底ができていて,「チョウの形の骨」はその真ん中に,あります。
(参考:図6C は頭がい骨を,横からみた
レントゲン/骨盤にも,チョウ骨がありますよ))
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チョウ
ガ
Q:なぜ,脳の底に蝶がいるんでしょう。蝶というよりは,蛾にみえますが…。
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A:体の部品名はたいてい,西洋からきています。日本人は,蝶と蛾を見わけられますが、
西洋人には見わけが,むずかしいのだそうです。たしかに羽の形や,触覚が太いこと,蝶は
あまりハネを広げては,休みませんから,「蛾」のほうが,東洋人には,ピンとくるでしょう。
つまり脳を目だたず,ささえるのが「ガ」つまり『我=エゴ』の役目の,ようです。
「チョウよ花よと育てる」 「夜のチョウ・夜のガ」といわれるように,できれば子ども
には,ガに育って,社会のさらし者として,のさばるよりは,チョウとなってはばたいて
ほしいという、全ての親の願いが,たくみに表わされているのでしょう。粋イキですね。
では,脳の幹部(立て役者)=りりしいトンボ,について,説明しましょう
(2A図)
大きな目に,みえる所が『視床(ししょう)』で、トンボの目が,ほぼ全方向が,みえる様に,
ここには,全身からの物理的情報が,入ってきます。それから,口にみえる所が,下垂体で
ここからは蜜(ホルモン)をだして,全身を管理します。ハチやアリが,せっせと口から
ミツをだして,子どもを育てるように,トンボ君もせっせと,ミツを出して,体と心を育てます。
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タタ
ウ カ
Q:確かにトンボみたいだけれど,羽は…畳んであるの?羽化する前の姿でしょうか?
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A:着地するとハネを畳む虫もいますね。羽化前かもしれません。どちらでしょうね。
雄アリは空をとべますが、雌アリは羽根ももたず、家事と育児にうちこみます。
ですから、体を育てることに,うちこむため,羽根はおりたたんである,のでしょうね。
トンボを昔、東北地方では「タンボ」と,よんでいました。たしかに,赤トンボなどは,
タンボが,おもなうまれ故郷で,害虫を食べてくれて,稲が,たわわにみのる田に,むらがり
ますので, 『田の守ご神』 として 「トンボを捕まえると,オコリが起こる」 などの,
ほごするコトワザが,全国にのこっています。「秋の水辺や田に,津波のように,むらがる」
からでしょうか,秋津の名もあり,アキツとは,日本のよび名でも,あるんですよ。
ところで脳の古字は,「田」。脳の字の,右上のツは,「毛が生えた図」,その下の
「凶」のような字が,もともとは,「田」の字だった,というわけです。
脳と田とトンボ。なんという,おもしろい関係なんでしょうか。→(関連:
3章)
2B図をみてください
(4A,4B図も参考)
これは脳をうえから,みた図です。本当は,上からはみえない,脳の幹(視床や脊髄)など
も透視した図に,なっています。 どうですか? トンボはハネをひろげて,みえますね。
トンボはこの4枚バネを、うまくいっしょに振るわせなければ,とべません。
前バネにみえる所は,運動脳(動かす脳細胞のあつまり),後ろバネが感情脳(運動した
ときのフィーリングを,記録した細胞) です。
(強調した図となっていますが,他の脳皮質と,見た目のちがいは,ありません)
ムシは小脳で,ハネをうごかし,とびます。ヒトの脳にすむトンボは,小脳ではとべず,
かわりに大脳を,羽ばたかせて,とぶわけですね。
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Q:ふ−ん。じゃあトンボのように,飛べるようになるには,どうしたら,よいんですか?
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A:まずは,脳と心を育てなくては,いけません。欲をおさえすぎたりせず,色々な経験を
つんでください。悪とは,『慎みすぎること』と,中々よい解釈が,辞書にもあります。
アリは一家が大きく成長すると,ハネをもったオスアリと,メスアリがあらわれます。
2ヒキが空中で結婚し,こんどはべつの所に巣を作ります。 そういうことからこの
図をとくと、脳が育ったおとなは 『大脳でとぶんだ』 といっているようにみえます。
そうそう,チョウが浮きあがるために,羽根をおしさげた姿は,まさしく大脳の形に
なっています。大脳の一部をふるわせて,トンボの様にとぶ事も,できますが,脳の
すべてをフル回転して,ハナやかなチョウのように,とべることも,しめしています。
感情脳をふるわせ,それに運動脳を,ヒビかせる、つまり感じたままに,あらわすことが,
とぶための,初歩の初歩だということです。でもそれには,今の社会は,感情脳をおさえ
すぎているのが,とっても残念です。 『感じたままに表現する』 ゲイジュツ的生き方が
大切です。そういう世の中が来ていれば,空を飛ぶ人も,おおぜいあらわれていたのかも,
しれませんね。また左脳と右脳の,バランスがなくて,左脳ばかり成長すると,右にまわる
ばかり、キリキリ舞いに(ex.現代人)なって,しまいますよね。
『脳でとぶ』とは,飛行機を作ったりすることも,入りますが,視点をとばすという
ことでもあるのです。『あたかも空から見とおす様に,己を客観的に見まもる』 という
ことですね。なぜって,そうしないと,このトンボの晴れすがたは,見れませんから。
昔から,仙人となった人や,酋長(シャ−マン)が空をとぶ話は世界じゅうにあり
人間も生長をおえ,頭と心がじゅくしてくると,陸をはなれ,空をかけるようですね。
さてこんどは,脳をスパっと輪ぎりにして,上からみた図が,
すると女性の陰部,そっくりの形が,見えてきます。陰部もとっても,
大事なところですが,
中でも最も大切なのは,「子宮」 ですね。2つの大きな穴がみえますが,8の字の形から
すると,上のほら穴が,赤ちゃんのとおる,『産道』 です。そしてここには,四丘とよばれる
所があります。四丘は,子宮と同じヒビキです。女性には,ミリョク的な4つの丘,オッパイと
オシリが,ありますね。子宮の 「赤ちゃん」 のように,この四丘にかこまれ、とっても
だいじに守られているのが,『松果体』 です。
この高貴な松果体は,いったい何を,している所でしょう。 現代脳科学では,ヒフを黒くする
ホルモン=メラトニン,を出している,『体内時計』 であろう、ということぐらいしか,わかって
いません。けれど松果体は、昔から東洋科学では,体じゅうで最もシンピ的な所だと,いいつたえて
きました。(参考:図3B,3C, 5B,5A)
次に松果体の前方,おチン○ンとキン◯マに似た場所が,あります。これが下垂体です。
ところで,この肛門側にある下垂体は、前に「トンボの口にみえる」とかいた所で,おもに
体と自我をそだてるホルモンを,出しています。
こちらは物質的基盤があるので,西洋科学
でさえも,かなりよく理解できています(松果体・下垂体の仕組みは第7章に)。
男性と女性のだいじな所に似たところが,脳の中にもある。この脳の幹部は,やはりとても
重要なところで,西洋が「中枢」とよぶ,視床・視床下部などの,単純IC回路もあります。
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【主の粋なはからい】=ガ・チョウチョ・
Q:なぜ主は,脳のおくに,とべる昆虫の似すがたを,秘めるという、粋なことをしたのでしょう?
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A:「ヒトが空をとべることを、自力で見つけてほしい。」……ひょっとしたら,そんな思いで,
ここにこんなヒミツを,隠したのかもしれませんね。
生きることが,むずかしい時代になると,ひよわな植物はよく,『先祖がえり』 をして,自然に
適応しようとします。ずいぶんと地球の自然が,こわれてしまいましたが,いまだに新種の人が
あらわれたという話は,ありません。ヒトだけは,先祖帰りできないとしたら,おかしいですね。
聖書や古事記はそう,教えています (→くわしくは5章に)。
このころのトンボは10mもあったそうです。まるで鳥みたい。
鳥とトンボの違いは,簡単にいえば外骨格か,内骨格かのちがいによります。
ヒトも万物の霊長といわれ,もともとの先祖はトンボ,ということになりますから,
「先祖がえり」すれば,飛べるというわけ。霊鳥は霊長と,同じヒビキですね。
飛べるだけではなく,古代人と同じように不老不死・若返りが可能で,宇宙のどこへでも,
羽ばたく能力を,えることができるんですよ。 (→くわしくは
次は4A,4B図を説明しましょう。 (※ 中学生以上向き ※)
4A図には,感覚脳が先にうごいて,次に運動脳がうごく姿を,かいてあります。
足コシがとても小さく,手や顔が大きいのは,顔や手は他の部品ととちがい,とっても
敏感にできている,つまりたくさんの脳細胞が,手や顔を動かすことと感じることに,
使われているからなのですよ。
さいきんようやく,西洋科学でも「感情(脳)が動かなければ,運動(脳)は起きない」
と認められるように,なってきました。けれどこの感情脳と,運動脳を結びつけるカギを,
見つけられなくって,困っています。
じつは「脳は,大した働きをしていない、たいせつなのは,脳の中の水なのだ」という考えが,
昔から近代まで,信じられてきていたのです(どうして今の科学は道を誤ったのでしょう?)。
それによれば,音サのように,感情脳と運動脳がヒビき合い,影響しあっていることが
わかります。ヒビキ愛こそ中枢だと。それは,2Bのトンボの
ハネの図で説明しましたね。
家庭でも,パパやママのどちらかが,主人や「中心」で,「エラい」 のではなく,二人の
間にある「愛」こそが,家庭の中心であるべきなのかもしれません。
西洋科学は,人間の特徴=発達した大脳皮質 が,ただの記憶細胞であることをみつけ
ました。でも意識も,心も精神も,創造的な思考も,何一つ実在することを見つけられま
せんでした(さもみつかったように,嘘をかいた本が多いので,気をつけてくださいね)。
でもかわりに,脳のロボット機能については,色々なことをみつけられました。とくに
大脳の前半の,脳の働きを押さえつける,社会的常識や好き嫌いのシステムと,欲望が
人間をつき動かすシステムについては,くわしくわかっています。さすがです。
ところで,古くからの東洋科学は脳について,こう教えています。
( 第8章)
空中には,無数のアイデアがあふれていて,それをヒトの脳がキャッチし,想像し,物に
働きかける(行)ことで,現実(創造)のものとし,認識します(受想行識),と。
5A図をみてください。
無数のオモイは,大脳皮質が,キャッチします。頭にはいろいろな思いが,うかぶわけ。
とりわけ,興味をひき,頭の中にたまった思いは,まさに「重い」ので沈殿チンデンしてゆき,
海馬(タツノオトシゴのこと)の本体にたくわえられます。皮質(脳の表面)はこの落とし子の
背ビレにあたります。本体にたくわえた「思い」と,類似した思いは,ますます脳がキャッチ
しやすく
なります。つまり『類は友をよぶ』わけですね.
(
海馬はべつで,脳弓のちかくに寝そべっている,海馬をさしています)
海馬.gif
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Q:こんどは,竜の落とし子ですか!。海の生物ですね。どういうことでしょう?
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A: はい。じつはトンボは,英語で「ドラゴン・フライ」といいます。→(関連:
龍と玉)
つまり竜のようなハエ。すると大脳皮質は,この海馬の,背びれにあたります。
『竜の音し子』 は魚の仲間なんですが,
面白いのは,オスが子供を生むことに,あります。
といっても,メスがオスのおなかの袋に,卵をうみつけるから,なのですね。
これは男は,赤ちゃんを生めないけれど,
女性に協力してもらえば脳で,アイデアで
創造することができることを,意味するのかもしれません。トンボも実は,
産卵するとき
に,
雄が雌にしじゅう付きそいます。。子育ての点で,とても人間の夫婦に似てますね!。
もっともっと面白いものが,脳の深い所には,隠れていますよ。先にすすみましょう。
「なんとなくわかる」 ことを, 「直感」といいます。これがこころに一番だいじなことです。
大人は,こどもには直感では,かないません。だってそれは,学校にいったり,マスコミから,
「これが科学だ。真実だ」とたくさんの迷信をおしえられる(でも本当のこともまじっているので,
たいへんやっかいです)からで,おとなになるほど,だんだんと目がくもってゆくからなのでしょう。
『かんがえる』とは「(直)感をかえる」ということなのです。感覚をかえることは,すべてが
よいわけじゃありません。ですから,こうやってだんだんだまされてゆかないためには,
『いちばん大切なこと』を, いつもきちんと,頭にいれておくことです。
空・宇宙には,よい思い(考え)も,わるい考えもすべてがあります。脳がそれをキャッチする
ことが,ほんとうは「考える」ことだったのです。 正しい直感をもらうためには,体とこころが育っ
たら,先生や親のいったことすべてを,ひとまずわすれなきゃ,いけませんよ。
どうか先生や親のマチガイ,好ききらいを気にせず,脳をそだててくださいね。
脳の外海の水は前から後ろ(下→上)に流れます。大脳皮質は海のコンブのように,波は
前頭葉から後頭葉にユラユラと伝えられてゆきます。前頭葉が,常識や好き嫌いでゆらぐ
ことが制限されると,とうぜん脳全体のヒビキは,押さえつけられてしまいます。つまり高い
振動数をうけ取ることが, できなくなります(図5A)。
脳の内海の水は, 逆向きに流れます。
こうして,脳がひびき合うと,そのひびきは水(外海)に複写され,脳の後ろがわにある
松果体に,集められます。脳の中の内海でも,海馬が受け取ったヒビきは,松果体がわから
,下垂体の後ろがわに流れてゆき,渦をまき,キャッチされます( 図5B)
松果体はうけ取ったひびきの音楽を,全身に水(中心管を通る)と微量ホルモンで,
(血管を通して)伝えます。水のほうが神経繊維より,す早く伝えることができるからです。
こういうわけで,できれば人々(の前頭葉)が,社会意識や好き嫌いにとらわれず,あら
ゆる高度な思いを受信できるようになることが,理想といえましょう。
この水を司るのが髄液の内海つまり竜宮の乙姫様です( 図5B)。
高島田の様なかぶり
ものが「乙」と「2」の字の原型です。乙には「二番目の」と「おつな」という意味があり,
体の最も深い所にあって,内海ですので,通常は静かで(音秘め),外界のさわがしい音波
の影響を受けにくい特徴があります。ちなみに乙姫は丹後風土記では,「カメ姫」とも称され,
これは水ガメつまり,脳室系を意味するのかもしれません。
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Q:え。これが乙姫様ですって! スタ−トレックのモデルといったほうが…?
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A:この『乙姫様』は先ほどのトンボ王子の中に隠れている,水の詰まったうつわです。
確かに,初代スタ−トレックは, この形ににていますね。そして現在のスタ−トレック
は,もっと頭でっかちに, 進化した形にみえますね。
海の生物らしい印象があって,胸が膨らんでいて,手もありますよね。そして高島田
をゆっています。竜宮のお姫様ですから,先ほど出てきた竜の落とし子とトンボは,
彼女の仲間なんですね。松果体もクロマツの実で,浜辺の出身で,
仲よしです。
乙姫様といえば浦島太郎。太郎は,乙姫様と仲よしだった時は,年を取りませんでした。
ところが,乙姫と別れ,玉手箱をあけたとたん,元どおりの年寄りに。
つまり,脳のこの深部は,★不老不死の秘密も司っている★ようなのです。
なぜ太郎がカメに乗ったのか?それは,乙姫が水ガメに関係することをほのめかせ,
水瓶つまり脳室系に,太郎が乗っかっていることを象徴しています。
浦島太郎とは「入江(浦)の島の一人っこ」水の出入りの激しい所にある島と
いえば,松果体がまず浮かびます。
また乙姫とは,「単なる若い女性」をさす言葉でもあり,たしかに昔から,「若い女性と
のS●Xは,若返りの秘薬」といういい伝えもあります。いずれにせよ太郎はカメに乗り,
不老長寿の楽園に連れてゆかれた。意味シンとは思いませんか? →( 11章)
6Aの図は2つの視床をはがしてみた図です。そこには十字というか,田の字が
隠されていました。「脳の語源は田にある」と日本の語源辞典は伝えていますが,
良く見れば,田にも卍にも,十字にも見えますがどれも基本は十。→
(十字の意味)
脳が秘める最後の秘密。
目・鼻・耳・口を調節する神経だけは,脳の幹部から直接でていて,この数が12本。
大脳も小脳も,多くの葉っぱからできていて,大脳は8枚,小脳は4枚で,計12枚。
(4A,2Aの図で,数えてみて
ください) この12が何を意味するのか,くわしくは
のちほど。→ (関連:10〜15数の意味)
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1)脳ミソには,意識の座,創造的思考,インスピレ−ション,心・魂の場所は,見つかって
いません。般若心教をはじめとする,
古代科学は,
それらは全て,「空」にあると主張
してきたが,西洋科学がたちうちできぬことで、東洋科学の正しさを証明してくれました。
2)脳の底では「我(蛾)」が,脳を支えてきました。
3)脳は、「命」を形どったものであった。では命とはいったい何なのでしょう?
(→9章へ)
4)脳のミキには, トンボが隠れていて,ガ・自我の成長を,みまもってきました。
(これは聖白色同胞団という人類を支える師匠ー弟子制度に類似しています)→
(関連:6章・13章)
5)脳に隠れたガ・蝶・トンボは,人が大脳でとぶことを,示しています。
6)脳には男性と女性の陰部が形どられていて,松果体が下垂体より重要な所である
ことを明示しています。 →(関連:7章)
7)思いを支配しているのは,
実は下垂体と松果体で, 思いは水を介して,
伝えられます。
(関連10章)
8)大脳皮質は, じつは竜の落とし子の,
セビレでのことでした。これが、男性も思いで,
創造できることを,保証してくれています。
9)愛(皮質の共鳴)こそが,
真の中枢作用でした。その中枢とはもちろん,
水の中に。
10)松果体は神社,下垂体は鳥居(松果体はテレビ,下垂体はチャンネル)。 →(
7章)
11)大切な脳の水を乙姫さまが,支配してくれています。(→くわしくは 6章を)
12)視床のヒミツ=十・卍・田の字=宗教シュウキョウや学問ガクモンの, シンボル。
こころと体がそだつまでは,「かんがえさせる」ために,強力な支配力をもちます。
心が十分にそだてば,
ぎゃくにここを支配して,
昇華のための体づくりが, できます。
13)
12と,ヒミツの13のイミ…西洋の文明ブンメイの暗ヤミの,おわり。
=大元にもどって,いよいよ本物の文明がはじまります …リンネの終わり。
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参考:【タツノオトシゴ】(トゲウオ目ヨウジウオ科の魚)
日本各地沿岸の,水深4mほどの所に住むが,西洋には類似種さえ,いない。たてに泳ぐ
のが最大の特徴。西洋では,『海馬』は海王ののる,半馬半魚の空想のいき物,として伝え
られてきましたが,日本にはほんとうにいたのですね。
この絵本の絵はすべて,正統な解剖学の,教科書二冊から抜粋・改変しました。
(「人体解剖学図説(3)」 文光堂。///
「脳の探検・上」講談社ブル−バックスシリ−ズ)
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