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八郎潟と田沢湖:東北地方の伝説から〜![]()
秋田のやさしい八郎は,三人で「マダ」の木の皮をはぎに,
山へでかけました。 そこに
仮の小屋を作りすみます。ある日めしの当番だった八郎は,イワナを三びきつかまえました。
あまりにおいしそうなので,ふたりをまちきれず,三匹とも食べてしまいました。
するとノドがやたらとかわき,いくら川の水をのんでもヒリヒリとあついのです。
やがて口は耳までさけ,もえるような赤い舌と,たくましい二本のつのが…。
とうとう, 全身にうろこがびっしりとはえ,
竜となりました。のどがかわくので, 川をせき
とめて水をのもうとします。しかし地元の神がみに怒られるので,二十三日間,
北へ移動
をくりかえし,ようやく十和田湖にたどり着き,そこに数年とどまることができました。
* * * * *
南祖坊というボウズが, 熊野権現のおつげで…と思いこんで,
ここに住みはじめました。
ボウズがお経をあげはじめると,
八郎は頭が痛くなります。 竜はそもそもお経と鉄がきらい。
とうとう竜とボウズの争いになりました。ボウズのなげた,八巻のお経は九頭竜となり,
八郎のなげた, たてがみいっぽん1本が,
竜となり,
むかえうちます。勝負がつきません。
今度はボウズが,
法華経をとなえると,文字の一つ一つが剣となり,八郎をたおしました。
こうして,湖をおいだされた,
かわいそうな八郎は, 荒れた砂はまの,
オジカ半島に湖
(今の八郎潟)を作り,すみかとしました。
* * * * *
いっぽう,
秋田の山おくに母とくらす辰子は,「母のために,
いつまでも花のような娘で
いたい」と願をかけました。 「
それはムリなはなしだ」 と夢で観音にさとされたのに
「ムリを
承知で」と強く決心したので,「じゃあ北へゆき清水をのみなさい」
と,お告げをうけました。
清水をのむと,
辰子は竜に変わってしまったので,田沢湖を作りすみかとしました。
辰子のうわさをきいた八郎は,大おとこにヘンシンし,辰子にあいにゆきました。
八郎にあった辰子も,娘の時のやさしい心を取りもどし,八郎とむすばれました。
* * * * *
こうして冬のあいだ,
八郎は辰子と田沢にすみます。 八郎潟は
八郎がるすがちなため,
年ねん浅くなってゆき,
田沢湖は冬がくるたびに,
深くなってゆきましたとさ。
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▽父兄の皆様へ▽
日本にはこういう,人間が竜になったり,竜が生まれかわる話が,たくさん残っています.
この物語のポイントは:
アセンション
1)優しい男が,たまたま欲ばり,『イワナ』を三匹も食べたら,のぞまぬ昇華をしてしまった。
2)女性は,意思の力で道理をまげ,清水をのみ,やはりのぞまぬ昇華をしてしまった。
そしてのぞむなら人体にもどることができること,
北に移動したこと,
昇華後は, 湖に住んだこと,
などが共通点です。
(霊界はつねに北にあるとされてきましたので,それゆえの『北』なのでしょう)。
八郎のばあい,昇華する直前には,体じゅうが焼けるように熱くなります。
体温の中枢は,視床下部の単純IC回路にありますが,そこにスイッチが入ったのでしょう。
ここが昇華するばあいに働く,最終メカニズム。
急激な体温上昇で自爆するのをふせぐには,
たくさんの清い水が必要なことがわかりますね。
★蝶も,サナギからチョウになると,沢山の清い水を必要とすることがわかっています。
竜は仏教=お経が嫌い,という事も大切なポイント。
磁場を作るのは水にとけている鉄分
なのですが,不自然な所に鉄製品があったりすると,
地磁気がみだされてしまいます。
ですから水脈(竜族が支配する〜乙姫)に意思があるとすると,鉄製品を好まないということは,
当然ともいえることでしょう。
仏教を象徴するのが卍…十が回転したかたち=十を越えた十一世界 ですが,
かたや八(郎)が昇格すると十(和の田)にすむようになります。
坊主の念仏の力が九頭竜で,元・八郎と互角の力でした。
つまり二人は九の位の実力があって,十の位を求めて争っていたことになります。
法華経の,仏教の本来の威力(
11)がでてくると,元・八郎はまけてしまいました。
日本が無秩序になってきたので,インド由来(南祖)の智恵=『
法華経 と 観音』の教えを 輸入しました。
そこでもともと日本を支えてきた,
神道も龍族と,
長く葛藤を続けました。でもそれも日本人が望んだこと。
『神ながらの道』がこうして封印されてしまうと,日本古来の智慧も昇華法もいっそう,うもれてしまったのです。
『秋田』
:刈り入れの季節の田。人類の刈りとりの頃をむかえた,世紀末の地球のこと。
『三と八』 :「気」を生みだす,時空の無限循環原理
『マダの木』
: 昔は,家の屋根に,マダ木の皮をしきつめました。
『まだ,機は熟していない』ことをあらわしています.気が熟していないのに,
3−8のシクミで昇華するばあい,八郎みたいに焼けるような苦しみをあじわう
ことになります。心と体を熟成させることが大切なのですね.
『イワナ』
: 「言わぬが花」「ことあげせず」と同じ意味.「食わな(桑名)のハマグリ」と同じ語法.
(岩魚) 強いイシ(岩・巌・磐)を秘めて,名=言葉にださないこと.
『熊野』
: 熊野神社系はクマラ(鞍馬)のネットワーク. 多くのばあい,大河の川ぞいに
クマラ神社がまつられています.本物のクラマの意志ではないことを示すために
「権現」という,もっともらしい名を奉ったのでしょうか.
『竜』 :宇宙は,竜と竜子(粒子)から,できあがっています。ヒトが昇華するばあい,
細胞が自由細胞にかわりますから,体積は巨大化し,らせん運動で上昇します.
これは伝説でつたえられてきた,竜のすがた,そのものではないでしょうか。
1)竜は,知識の木のもとにトグロをまく蛇が,昇華した姿。
2)竜とは水脈=マグマ流れに連動し,地表の磁場エネルギ−(地磁気)の発生源。
3)竜とは,日本列島のこと。昇華をはたし,日本列島の守り手となったヒトのこと。
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(nifty/fmisty/mes14/98/12/19
に投稿したもの)
宇宙というのは本来単純なものでもあり,複雑(多彩)なものでもあるのですが,
たいていの方は,神秘のなかにひそむ,単純な原理に興味がおありのようです。
無イミにもみえる情報の洪水(インタ−ネットもまたそうですが),雑多な日常の
できごと・・その中でさえ,単純な言霊コトダマの力はすみずみにまで,
浸みわたってます。
よの中をうごかす根源の力・隠れた力。
その一つが言霊です。
その力が「ただ在りつづける」ことを知ること。はかない生命いじょうの不変的存在で
あると,受けいれるとき,
あなたの脳の中にたくわえられた,
ゴミクズのような知識が,
ひとりでに統合をはじめます。
はかない存在の人間よりも,彼らは自立性をもつのですから。
文字どおり,ねむっていた知恵・休眠中の脳も起動し,脳が再編成をはじめます。
全知にむかって,脳と体が,準備をはじめるのです。
その時どうか,脳が再編されるプロセス・・自由な連想がうかぶ時間を,大切にしてほしい
のです。 できれば忙しくうごきまわったりせず,すべての言葉のもととなった,自然の
ことがらに,触れなおしてほしいのです。 言葉は実体をもとめる習性をもっています。
(たとえばノギヘンのもとになったイネ, 木へん,月ヘン,日ヘン,角ツノ、、、、、、)
じっさいにこうして「同音多義語」やコトダマにめざめた人は,脳がフル回転をはじめ,
直観智がどんどん強まってきています。混沌とした現象が,単純な原理でうごかされて
いるのが,手にとるように,わかるようになります。
かつての世界根源語。。。大和コトバ。どこの国のことばより, 日本語は,想念界にリンク
しているので, 脳を起動させるのには,向いているのです。
ことばが,物質地球をなり立たせています。日本の宿命 は,その「生きた言葉」をたも
ち,「地球のヒナ型」=地球人の存在基盤を保つことです。
が崩壊するような, とても大切な「ことば」を,保存してきたのです。
これまで見てきたように,いくら世界が混乱していようと,人間がどう考えようと,
言葉とヒナ型は, 歴史や現実を,きっちりと決めています。
けれども,明治以後は「多様化」をもとめ,姓名をなのらせること, 同音多義語を否定
し,ムクなこどもにうえつける道を,人々は選んできたのでした。
【文化の発展と収束】
文化の発展というか,多様性というのは,およそ自然界の望む所なんです。
それはつまらぬ議論なぞしなくても,自然界をみると,一目りょう然ですよね?。
言葉もまた,文化とともに多様化し栄え,あるものは形をかえて生きのこり,また
消えさるものもあり,またある一時期だけ,もてはやされる言葉も,あります。
それは神々の興亡と,まったく同じさだめにあるのです。「地につかぬ言葉」つまり
物質界につながりをもてない想念も神々も言葉も,きえる(あるものはカンゼンな無に)
しかないのです。
さて,地球周辺の時空がさししめすのは「すべてのものは,収束にむかっている」
というものです。ある意味では「ブラックホ−ルに陥りつつある」ことと等価です。
ケンラン豪華な文明の枝葉(ex.キリスト教文化)は枯れ,いままで隠れていた単純な
本質があらわになってゆきます.感覚がとぎすまされていれば誰だって,かんたんに
本質を見やぶることができ,思いはやすやすと現実化する,「何が起こっても不思議
でない」とよばれる,そんな時代がやってきたのです.
文化も,言葉も収束をはじめています。これにより,再びイキをふき返す言葉も
あれば,地のよりどころをなくし,消えさる言葉もあります。
西洋文明もまた……地球外での復活をかけ「勇者にふさわしい死に場所」をもとめて
中東に関心を集中させはじめています。なぜって,西洋科学の原動力が,中近東という
東洋(との接点)でしたから。
【二元が生むダイナミズム】
西洋社会が,レイプ(侵略)する相手,つまり東洋を欲するのも,また自然ななり
ゆきなのです。レイプされた東洋が,西洋のおろかさに染まるのも,それもシクミ。
地球の継承者=女性と,男性のペアリング。東洋と西洋のペアリングこそが,この
地球の文明の多様さを保証するシクミだったのですが,残念ながらあまりよい結果は
うまれなかったというのが,地球文明の総括でしょうか。次はもっとうまくやりたい
ものですね。
とはいえ,西洋化(=我欲と個性化)と, 東洋化(一体化と永続性化)の争いというのは,
この宇宙でなんどでも,上演する価値のあるテ−マなのですから,西洋的思想もまた,
どこかで役につく必然性は,じゅうぶんにあるわけです。
こんなわけで,
時空収束のクライマックスに,向かいつつある今,
言葉の広がり,
本質といったものに気づくには,
絶好のチャンスであるのは, ほんとうなのです。
見事なほどひっくり返った世の中。そこにも計りしれぬ強い意志が,
働いているのが,
もう確信できるようになりましたか?。
般若の智恵 が教えるように,脳の働きは「受→想→行→識」。無限の智恵をうけ入れる
には,心のガラクタをきよめ,意志の力で「唯一の神社=松果体」に精神を集中するのみ。
もうだれもが,松果体=日本の秘めた,命の智恵をおもいだし,昇華すべきトキです。
↓全て13画系
完成した十全な社会はいつも目の前にありました。蜂,蟻,そして猿…どれも母系社会。
世界中で女子は初めに楽園のえをかきます。楽園の思い出が,心の深層に生きています。
究極の鍵は『鉄の意思』。「昇華するぞ!」心をこめ全身で,
大声で叫んでください。
こうして体中の鉄分に,意思をつたえ,あとは昇華が実現するのをまつだけです。
どうか物質にまどわされず,テストをクリアして帰ってきてください、まってますよ。
そうそう,大切なコトワザを思いだして!…
『 意志(14)の上にも3年 』
3年間,何がどうなろうとも,昇華への
鉄の意志を最優先すればよかったのでしたね?
-*-*-*-*【おわりに
】*-*-*-*-
人の気づかぬ所で,コトバ(言の葉) がこの世を、
きっちりと決めていることが,もうわかりましたね?
コトあげせず(物の社会の不条理を,いちいち指摘せず),
あげ波せよ ( 波動を上げよ)
。それが昇華体=アゲハの黙示。
言葉の世界を,名前の世界を,こえなさい。
『命の母』のもとに,もどりなさい。
宇宙で唯一,主語にふさわしいのは『命』だけ。
『命』に主権をかえすべきときが,『いま』です。
帰りたくない人類がいても,卒業テストはまもなく終わり。
予定どおり,まもなく枝葉の世の,終わり
です。
おかえり〜!! 無限の想念の世界(空クウ)に。ねえ,おみやげは?
あなたの今度の任務は,ヒト?命?それとも………
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